中国山地西部の山
(羅漢山・鈴ノ大谷山・青野山・安蔵寺山)

羅漢山 ラカンザン 標 高 1109m 日本の山1000

山 域

中国山地西部

登 山 記 録
登山月日 2013年10月25日
登山経路

羅漢高原キャンプ場登山口14:40〜羅漢山15:00〜登山口15:20

行動時間 登り 20分 下り 20分 合計 40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 羅漢高原からキャンプ場まで快適観光道路が続く
トレイル 遊歩道が整備されている
水場・トイレ 近くに管理棟自販機などがある
その他 羅漢高原は山口県岩国市になる

山行記


羅漢高原キャンプ場〜遊歩道を歩いて羅漢山山頂へ

羅漢高原の大きなレストハウスの前に来た。休業中のレストハウスに顔を出して羅漢山への登山道を尋ねると、道路終点のキャンプ場からの登山口を教えてくれた。
道路終点まで車を付けると、滑り台などの遊戯施設が設置された中に遊歩道が延びていた。遊歩道をゆっくりと歩いて羅漢山山頂に着いた。霧の中の羅漢山山頂は東屋が立つ休憩場所であった。

羅漢高原を下りて寂地峡に向かった


鈴ノ大谷 スズノオオタニ 標 高 1036m 日本の山1000

山 域

中国山地西部

登 山 記 録
登山月日 2013年10月27日
登山経路

柿木村椛谷中河内・入江谷林道最高点8:25〜鈴ノ大谷8:45〜林道最高点9:05

行動時間 登り 20分 下り 20分 合計 40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 県道3号線を柿木村糀谷入江山橋を渡ると未舗装の入江谷林道だが良く整備されている
トレイル 尾根の踏み跡を適当に追う
水場・トイレ なし
その他 林道最高点手前2キロくらいのところに登山口あるが登山道は薮化している

山行記


入江谷林道最高点まで走ると30mほど手前に木製階段が入山口


笹薮の中の鈴ノ大谷山頂・林道最高点からの青野山

小五郎山を下りた後、高さ95m・長さ100mの深谷大橋を渡って島根県に入り、前夜は柿木村の道の駅で車中泊した。柿木村は六日市町と合併した後も吉賀町柿木村として村名を残しているらしい。平成の大合併で由緒ある地名が消えてゆく中ですばらしいアイデアだと思う。
夜明け前に道の駅を出て鈴ノ大谷山に向かう。柿木村椛谷集落に来て、何回か県道から分かれ道に入って入江谷林道を目指すが、なかなか入江谷林道に入れない。結局1時間近いロスタイムが発生したあと、ようやく入江山橋に着いて、入江谷林道に入ることが出来た。
林道は未舗装で、細いながらも今も利用されているようで良く整備されている。登山口を見落とさないように目を凝らして進むと右手に「鈴ノ大谷登山口」の看板を見ることが出来た。ネットで調べてきた最短コースの登山口はそこから10分ほど先と分かっていたので、そのまま林道最高点まで進み駐車スペースに車を止めた。林道を行きつ戻りつ入山口を探したが見当たらない。再び車に乗って林道を下り、看板のある登山口まで来たが、短縮登山口は見つからなかった。再びゆっくりと林道最高点まで戻ると、最高点手前30mほどに木製はしごを見ることが出来た。
カメラとサブザック担いで3段の梯子に足をかけ、笹薮を10mほど掻き分けると踏み跡があって、その先30mほどで尾根に登りついた。尾根上には顕著な踏み跡があり、忠実に後を追うと一旦鞍部にくだり登り返すとあっという間に笹薮の中の鈴ノ大谷山頂に達した。メインルートからの登山道も山頂付近では笹が被さって不鮮明であった。素晴らしい山名の鈴ノ大谷も登る人も少ない山のようである。
20分で登りつく山頂の登山口探しに2時間近くかけたことが滑稽に思う鈴ノ大谷山頂であった。

駐車場に戻り北方に見える青野山をカメラに収めて林道をゆっくりと下った。


青野山 アオノサン 標 高 908m 日本の山1000

山 域

中国山地西部

登 山 記 録
登山月日 2013年10月27日
登山経路

青野山笹山登山口10:20〜青野山11:10〜登山口11:40

行動時間 登り 50分 下り 30分 合計 1時間20分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 柿木村から舗装道路を津和野に入ると笹山登山口
トレイル 階段が続き、急坂が一気に山頂に続く
水場・トイレ 登山口にもない
その他 津和野の青野山は笹山からの登山道は裏登山道かもしれない

山行記


山頂は明るく広い青野山

鈴ノ大谷から柿木村中心部に戻る途中から津和野に抜ける道に入った。トンネルを抜け津和野町に入って最初の集落が笹山であり、道路沿いの民家の前で青野山の登山口を訪ねると、そこから僅かに津和野町内に下る道の先に登山口があった。

登山道は小さな鳥居を潜って山中に延びていた。「山頂まで1300m」と地元の小学生が作った山頂までの残り距離表示板が100mおきに有って良い目安である。やがて登山道は木製階段となって一気に高度を上げてゆく。汗びっしょりかいて登り着いた青野山山頂は樹林の中であったが明るい山頂であった。
「津和野町方面の展望が開けているか」と山頂を散策したが、それほどの展望は得られなかった。


安蔵寺山 アゾウジサン 標 高 1263m 日本の山1000

山 域

中国山地西部

登 山 記 録
登山月日 2013年10月27日
登山経路

安蔵寺トンネル登山口13:40〜安蔵寺山14:50/15:00〜安蔵寺トンネル16:05

行動時間 登り 1時間10分 下り 1時間5分 合計 2時間25分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 安蔵寺トンネルまで快適山岳道路
トレイル 稜線上に広い登山道が設けられている
水場・トイレ 登山口にもトイレ・水場は無い
その他 益田市近郊で親しまれている山のようだ

山行記


稜線上のミズナラの大木と安蔵寺山山頂

青野山から柿木村の道の駅に戻って、木部谷温泉方面に進み山道に入って安蔵寺トンネルを目指すが、途中の峠に「杣の里・よこみち」方面に安蔵寺山登山口の案内看板があり導いているので、そのまま杣の里・横道に向かってしまった。杣の里から林道を登山口近くまで行ったが登山口手前3キロ地点で通行止めになっていた。この登山口は安蔵寺トンネル登山口が開かれるまでの安蔵寺山の旧登山口であったと思う。
最初の看板のあった峠に戻り、安蔵寺山と思しき山麓を巻きながら進むと安蔵寺トンネルに到着した。トンネル手前には駐車場もあり、登山者と思える10台くらい車が止まっていた。既に13時半を回っていて気もそぞろであるが、ここからは1時間少々で登れることが分かっていたので慌てることは無いが、サブザック担いで登山道に入った。安蔵寺トンネルからの登山道は最近開かれたばかりで、最初は細く笹が被さる道であったが10分も歩くと稜線に出て広い登山道と合わさっていた。大きなミズナラの木がナラ枯れ病予防で虫除けのビニールシートで幹巻がされていた。広い登山道を進むと続々と紅葉の安蔵寺山を楽しんだ登山者が下山してきた。この周辺では最も多い登山者が集う安蔵寺山であることを認識するのであった。3回ほどのアップダウンの稜線を進み、1時間少々で安蔵寺山山頂に着いた。今日も食べ物をろくに口に入れない登山だったので、リンゴとパンをかじりながら山頂でゆっくりと休憩した。下山後は安蔵寺トンネルから匹見町方面に細い道を下った。

 

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