浅間山・前掛山・剣ヶ峰・ 石尊山
浅間山 アサマヤマ 標 高 2546m 日本百名山

山 域

上信

登 山 記 録
登山月日 2012年10月4日
登山経路

浅間山荘8:45〜火山館10:20〜分岐〜前掛山11:50/12:40〜火口縁13:05〜分岐13;20/13:40〜火山館14;35〜浅間山荘15:50

行動時間 合計7時間05分 (休憩時間を含む)
天  候 曇・晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 浅間山荘まではダートも整備されている
トレイル 行く歩かれて快適なトレイルも浅間山山体はザレている
水場・トイレ 飲料水トイレとも登山口の浅間山荘で
その他 山頂から500m以内は登山規制中

山行記

 
前掛山山頂と湯の平から見る浅間山

 
火山館と湯の平の黄葉

 
避難用シェルターと付近から見上げる火口付近

車坂峠に延びる県道から分かれ、浅間山荘までの約4キロの林道は砂利道ではあるが良く整備されている。
浅間山荘の駐車場は平日にもかかわらず10台以上の車が留まっていて日本百名山の人気が分かると言うものである。鳥居を潜って林道跡の登山道を行き、不動滝コースを登るが、緩い勾配の登山道は良く整備されていてとても歩きやすい。樹林帯を抜けると右側に牙山が屹立し、左側にはトーミの頭が見えてきて、やがて火山館に着いた。
火山館から上が「湯の平」で、浅間山と外輪山の間の平原になっていて、天然落葉松の低木や草原が黄葉していた。湯の平を過ぎると浅間山本体に掛り、噴石や火山灰のザレた道を斜めに一直線に登りあげてゆく。登りついたところが第二外輪山の前掛山方面との分岐になっていて、避難用のシェルターが設けられていた。ここから浅間山の火口までは登山禁止でロープが張り廻られていた。しかし禁を犯して火口に向かう登山者の姿も見える。
前掛山へは外輪山を緩く登って行き、わずかな時間で到着した。登山規制中の日本百名山・浅間山はここが代替の山頂である。あいにくガスの中で展望は開けないが山頂で昼食休憩をとる。時折ガスが切れて浅間山の火口付近や山麓の御代田町も姿を見せてくれる。1時間近く休憩し火口への分岐に戻り、火口まで足を延ばしてみた。残念ながら霧深く火口底を望む事は出来なかった。再び分岐に戻ると劇的に霧が晴れて周囲の展望が開けてきた。シェルター付近から開けた火口縁をカメラに収めて湯の平に下った。
湯の平で、「車坂峠からトーミの頭を経て草すべりを下って浅間山登山を果たした」と言う愛媛からの初老の夫婦登山隊を誘って山談義を楽しみながら火山館から浅間山荘に下った。浅間山荘から夫婦登山隊を車坂峠に送って、湯の丸高原に回って帰宅した。

浅間山噴火予報  2012年10月現在
噴火警戒レベル1(平常)
火山活動は静穏。火山活動の状態によって、火口内で火山灰の噴出等が見られる。
(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)。
火口付近立入禁止 (火口から500メートル以内規制)

 
火口縁と火口縁から見る前掛山方面

 
第一外輪山の黒斑山〜蛇骨岳

 
トーミの頭と牙山


剣ヶ峰 ケンガミネ 標 高 標高2000m超峰 山 域 浅間山外輪山
登 山 記 録
登山月日 2017年11月9日
登山経路 浅間山荘7:50〜ヒサシゴーロ尾根取付8:15〜剣ヶ峰11:00/12:00〜尾根取付13:55〜浅間山荘14:15
行動時間 登り 3時間10分 下り 2時間15分 合計 6時間25分  (休憩時間1時間・ロスタイム含む) 
天 候 晴・強風
メンバー 単独
情   報
アクセス チェリーパークラインから浅間山荘までダートもよく整備されている
トレイル ヒサシゴーロ尾根は登山道とは言えないがそれなりに踏み跡・標識・赤布ある
水場・トイレ 浅間山荘にtoilet自販機水場あるがその先には無い
その他 しずかな浅間山を楽しめる
山行記


剣ヶ峰山頂から浅間山


明るいヒサシゴーロ尾根

浅間山荘から火山館への道を20分ほど歩くと張り出した尾根の樹木に黄色い矢印があって、剣ヶ峰に続くヒサシゴーロ尾根の入り口である。雑木林の中急登が続いていて、踏み跡は落ち葉に隠されがちで鮮明とは言えないが赤布もあって迷うことはない。標高1800mを超える頃には小灌木帯に出て砂礫の混じる明るいトレイルが続いていた。岩屑が重なる場所もあって緩やかに高度を上げて行くが、北風が強く吹き飛ばされそうである。耐風姿勢で高度を上げて行くとやがて笹原の中に道となり、最後は草地の中を歩いて剣ヶ峰山頂に着いた。手製の山頂標識は草地の中に落下していた。細長い山頂を進んで天狗の露地に下る場所で風除けしながら浅間山のガスが晴れるのを待った。1時間ほど待ったが満足ゆくまで晴れないので山頂を後にした。岩屑の重なる場所で風除けしながら昼食を摂ったあと往路をゆっくりと下った。


黒斑山方面の外輪山・明瞭な踏み跡と標識


石尊山 セキソンザン 標 高 1668m 信州ふるさと120 山 域 浅間山前衛
登 山 記 録
登山月日 2014年11月19日
登山経路 追分千メートル林道10:00〜血の滝〜短縮登山口11:20〜石尊山12:00/13:00〜林道14:30
行動時間 登り 2時間 下り 1時間30分 合計 4時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 千メートル林道登山口まで舗装道路
トレイル 雑木林の中緩く登って行き、オハグロ池付近から勾配が増すが全般的に快適トレイル
水場・トイレ 水場・トイレともに登山口にもない
その他 とても歩きやすい登山道が続いている
山行記

石尊山から見る晩秋の浅間山


赤滝(血の滝)・おはぐろ池


追分の「千メートル林道」の登山口が分からずに、30分ほどウロウロしてしまったが、浅間山麓を巻く千メートル林道をサイクリング楽しむ地元の方が親切に登山口を教えてくれた。登山口には4台ほど駐車できるスペースもあり、先行したと思われる登山者の車が2台止まっていて、大きな登山案内看板も有った。「追分登山口まで0.6キロ・石尊山山頂まで5.4キロ」表識もある。登山道はアカマツとクヌギやナラなどの雑木の混合林の中に緩く続いていた。林道を横断するたびに石尊山への案内看板もあって迷うことはない。追分からの中間点の3本目の林道を横切って沢音が聞こえると濁川で、赤茶けた水が5mほど落下する「赤滝(血の滝)」が見えた。「鉄分を含んだ湧水が空気に触れて茶色に変色する」という看板があった。赤滝からわずかに進むと、林道に出て、登山案内看板が立つ広場があった。以前はここまで車が入れたのだろうかと思う、短縮登山口である。ここに来るまでの林道は千メートル林道分岐で、進入規制されているようだ。
ここからが本格的登山道であって、少し勾配が増した登山道を進むと、湧水池の「おはぐろ池」に着いた。おはぐろ池に湧く水も鉄分を含んでいて、池は沈殿物で赤茶色で、池の畔には「血の池弁財天」の小さな祠があった。この辺からは落ち葉が登山道を隠すようになるが、その分葉っぱを落とした登山道は明るく、カサコソと落ち葉踏みながらの快適トレイルである。この辺りで山頂踏んで下ってきた登山者と交差した。「稜線に出たな」と思うと平坦な石尊平であった。ここから浅間山山頂に登る登山道が延びていたが、立入禁止看板があり、登山道入口はロープで規制されていた。「今は噴火警戒レベル1で、火口から500m以内の禁止であるから入山してもよいと思うのだが・・・」

石尊平からはわずかな時間で石尊山山頂に着いた。山頂からは前方に軽井沢・御代田方面の展望が開けていたが少し霞んでいた。後方を振り返ると浅間山が大きく聳えていて、外輪山の前掛山はすぐそこに見える。

山頂で展望を楽しみながら昼食をとり、1時間ほど滞頂の後往路を下った。

おはぐろ池付近に来るとカモシカが登山道脇に佇んでいて、私を見ても逃げない。カメラを向けてもじっとこちらを向いている。シャッターを押しながら少しずつ近づいてゆく。手を伸ばせば届くほどの距離に来ても逃げないのである。私は語りかけながら至近距離で一枚撮った後、お別れした。おはぐろ池kらすぐ下ると単独行が登ってきたのでカモシカが近くにいることを教えて樹林の緩いトレイルを戻った。単独行氏は火山の調査とか言って短縮登山口まで軽トラックで乗り付けていた。あとは明るい樹林の中緩いトレイルを走るように下った。



石尊平・石尊山頂


登山道で待っていてくれたカモシカ

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