有明山・鍬ノ峰・白沢天狗山・丸山・矢櫃山・小熊山
日本二百名山 | 有明山 | アリアケヤマ | 標 高 | 2268m | 山 域 | 北アルプス |
山頂の鳥居
登山月日 | 2001年9月22日 |
登山経路 | 中房温泉9:40〜有明山12:40/14:10〜中房温泉16:40 |
行動時間 | 登り3時間 下り2時間30分 合計7時間(休憩1時間30分含む) |
天 候 | 曇 |
メンバー | 親子二人連れ |
情 報 |
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アクセス | 中房温泉線終点有明荘から |
トレイル | 急登に次ぐ急登 足場悪い 落石危険注意 |
水場・トイレ | 登山口から先にはない |
その他 | 下りたら有明荘の温泉で汗流せる |
山行記 松川村の馬羅尾(バロオ)高原から目指しましたが何処を探しても登山口案内が見当たらない。
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鍬ノ峰 | クワノミネ | 標 高 | 1623m | − | 山 域 | 大町市 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2016年10月2日 |
登山経路 | 仏崎観音寺7:40〜鐘衝堂7:50〜鍬ノ峰11:00/12:10〜常盤登山口13:10 |
行動時間 | 登り 3時間20分 下り 1時間 合計 5時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 曇 |
メンバー | 村重さん・水谷さん・rommyさん |
情 報 | |
アクセス | 観音寺まで舗装道路・常盤登山口までも舗装された林道 |
トレイル | 一部笹藪被さるところもあるが概ねよく踏まれた快適トレイル |
水場・トイレ | 観音寺登山口に水・toiletある |
その他 | 大町市西方にある北アルプス前衛の山 |
山行記 仏崎鐘衝き堂登山口 鍬ノ峰山頂
仏崎の登山口観音寺は大町運動公園の少し先であった。2回ほど走った大町マラソンのCOURSEに脇にあって懐かしいばかりである。
村重さんの車を鍬ノ峰の反対側の「常盤登山口」にデポし、3人が乗る車で私の待つ仏崎登山口に着いた。登山口は鍬ノ峰標識はなく「鐘衝き堂登山口」となっていて獣除けのゲートを開けて入って行く。少し急坂を登りきると大きな梵鐘が下がる鐘楼があった。標高50mほど上がった高台で鐘の音が遠くまで届くようにと設けられたものと思う。またここまで登らなくても鐘が衝かれるようにリモコン装置が付いていて興味深かった。 鐘衝き堂まではしっかりした道があったがそこから先は少々荒れた道になっていて急登が続いていた。急登を登りきると1296m標高点で尾根は大きく左に方向を変えていた。踏み跡は鮮明だが雑木や笹藪も被さる尾根道が続き1526m標高点に着いた。1526m標高点からは露を含んだ笹藪被さる煩わしい道を少し下ってわずかに登り返すと鍬ノ峰山頂であった。草露でズボンや登山靴はびしょ濡れである。笹原が切り開かれ明るい山頂からは天気が良ければ展望が開けていることが分かるが、周囲はガスで展望が得られなかったのは残念である。久しぶりに同行登山を楽しんだ気の置けない仲間で山談義に花が咲き1時間以上も山頂ステイを楽しんで山頂を後にした。 下山は常盤コースに下ったが一部岩稜帯もあったが急坂の連続で1時間ほどで登山口に下り着いた。デポしてあった車で仏崎に戻り観音寺を見学して、再会を約してお別れした。 鍬ノ峰山頂と下山した常盤登山口 仏崎観音寺 「犀川をせき止めていた山清路の岩山を穿って安曇平野を作ったと云う泉小太郎伝説の寺」 |
白沢天狗山 | シラサワテングヤマ | 標 高 | 2036m | 標高2000m超峰 | 山 域 | 北アルプス前衛 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2017年10月8日 |
登山経路 | 爺ヶ岳スキー場駐車場7:00〜ゲレンデトップ7:50頃(ロスタイム約1時間30分)〜登山道入口8:50〜山頂稜線12:05〜天狗山山頂12:35/13:05〜稜線下降点13:30〜登山道入口15:15〜駐車場15:35 |
行動時間 | 登り 5時間35分(ロスタイム約1時間30分) 下り 2時間30分 合計 8時間15分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 爺ヶ岳スキー場まで問題なし |
トレイル | 標高1500m付近までは刈り払いされているがその先は腰丈の笹が被さる尾根の急登が続き、山頂稜線は木の根絡まる岩稜交じりで最後は大きく切れ落ちるキレットを超える |
水場・トイレ | 登山口に自販機レストランあるtoiletはスキー場の物で普段は閉鎖か |
その他 | 山麓から見上げると楽勝に見えるが結構登りがいがある山 |
山行記 白沢天狗山山頂と後方の爺ヶ岳 木の根絡まる山頂稜線と山頂直前のキレット 稜線直下の梯子場と登り着いた稜線から見る爺ヶ岳
爺ヶ岳スキー場に車をつけるとモトクロスの「WEX爺ヶ岳」の大会で大勢のバイク野郎が集っていた。
リフト脇の管理道路を歩きリフトトップに着くと「白沢天狗山」の標識があった。案内看板に従ったつもりであるが、先行する3人組に釣られて後に続いてしまいスキー場のゲレンデトップまで来たがその先に登山道は無かった。先行の3人組はキノコ採りであろうか姿は見えなかった。スマホで山行記録を見て、ゲレンデ途中に天狗山に続く登山道があることを確認した。8時にモトクロスの大会が始まり轟音に包まれるゲレンデを下って登山道に入った。行動開始から既に1時間50分ほど過ぎていたので1時間半近くのロスタイムである。 登山道は刈り払いされていて快適に高度を上げて行くが、標高1500m付近の「ブナコブ林」から先は刈り払いされていなく、腰丈の笹が登山道に被さっていた。笹をかき分けながら尾根を直登する登山道は急登の連続で、随所にロープも下げられていた。何とか踏ん張って山頂稜線近くまで来ると、岩稜帯となって朽ちた梯子がかけられていた。慎重に2カ所の梯子場を登りきって山頂稜線に登り着くと爺ヶ岳の雄姿を見ることができた。すでに正午過ぎで少々焦りを感じたが、木の根絡まる岩稜交じりの稜線を山頂に向かう。山頂直前は大きく切れ落ちたキレットになっていて、アルミ梯子が2基懸けられていた。アルミ梯子を下ってキレットを回り込み最後は草付を緩く登って白沢天狗山の山頂に立った。 山頂からは爺ヶ岳や針の木岳方面の展望を期待していたが樹林に阻まれてそれほどの展望ではなかった。眼下に見えるはずの爺ヶ岳スキー場もガスに阻まれて展望は今一ではあった。30分ほど昼食休憩を取って山頂を後にした。下山は急坂を足を踏ん張りながらも転げ落ちるように下って2時間半ほどでスキー場の駐車場に下った。 爺ヶ岳スキー場から見る白沢天狗山 |
丸山 | マルヤマ | 標 高 | 1376.7m | 信州の里山 | 山 域 | 大町市大谷原 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2021年6月21日 |
登山経路 | 大谷原登山口駐車場13:00〜林道取り付き13:15〜丸山14:30/14:40〜林道15:50〜駐車場16:00 |
行動時間 | 登り 1時間30分 下り 1時間20分 合計 3時間 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 爺ヶ岳スキー場の先7キロの「大谷原登山口」駐車場まで舗装道路 |
トレイル | 山麓の鹿島川右岸の林道から張り出した尾根に取りつく 尾根上は急坂の小灌木の藪山 |
水場・トイレ | 登山口にtoiletあるが水場は無い |
その他 | 林道から上は完全藪山 |
山行記 灌木と笹薮の中の丸山山頂 大谷原登山口・取り付いた尾根 大町温泉郷から爺ヶ岳スキー場方面に走り、爺ヶ岳スキー場から7キロほど先の鹿島川に架かる橋の地点が鹿島槍ヶ岳赤岩登山道の「大谷原(オオタンバラ)登山口」である。橋を渡って左岸側を行くと赤岩登山道であって、丸山へは橋の袂から右岸側の林道を行く。大谷原登山口にはtoiletも完備して10数台は止められる駐車場があり、渓流釣り師の者と思われる軽トラックが1台停まっていた。 林道にはゲートが有り車進入は規制されていた。入山場所を探しながら林道を0.5キロほど進んだが、赤布もなく入山できそうな場所は見当たらない。顕著に張り出した尾根に取りつくことにしたが大木も茂る完全藪山で激坂の尾根である。持参した鎌を樹木に引っ掛けて木の根に掴まりながら一気に50mほど高度を上げた。木に掴まっていないと滑落しそうな激坂であった。大木の根っこに腰を下ろして一息入れた。その後も緩まぬ急坂を灌木を掻き分けながら登り、傾斜が緩むと疎らな笹薮とシダの中を行く。下りの目印にと小枝を折り鉈目を付けながら高度を上げて山頂付近に着くと一気に傾斜は緩んでいた。「笹薮が濃くなったな〜」と思うと丸山山頂であった。笹に被された三角点もすぐに発見できた。笹薮の中の山頂では休憩もままならないので三角点をカメラに収め給水して山頂を後にした。 灌木藪の中で道を失いながらもその都度スマホのGPSトラックを確認しながら林道に下ったが、午前中の矢櫃山そして丸山と四つん這い登山で疲労が出て何度か右足が攣り悲鳴を上げるほどであった。久しぶりに「ツムラ68」を服用して事なきを得た。 |
矢櫃山 | ヤビツヤマ | 標 高 | 1341.1m | 信州の里山 | 山 域 | 大町市高瀬渓谷 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2021年6月21日 |
登山経路 | 駐車地点(高瀬川2号橋梁上流側)7:30〜高瀬川2号橋梁下流側7:35〜分渡沢7:50/8:00〜稜線9:50〜矢櫃山10:00/10:20〜分渡沢11:35〜駐車地点11:55 |
行動時間 | 登り 2時間30分 下り 1時間35分 合計 4時間25分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 県道槍ヶ岳線高瀬川2号橋梁まで(葛温泉の手前仙人岩の近く) |
トレイル | 廃道化されて40年以上も前の登山道を分渡沢まで歩きヒノキ林の尾根を直登する |
水場・トイレ | 分渡沢までは沢水取れる toiletは入山地点手前の大町ダム周辺にある |
その他 | 廃道の登山道は桟橋も朽ちているので注意 その後分渡沢からは踏み跡も赤布もない |
山行記 笹薮の中の矢櫃山山頂 分渡沢にかかる朽ちた橋・ヒノキの植林地を登る 高瀬川2号橋梁の入山地点・龍神湖の左後方の矢櫃山 高瀬ダムに通じる県道槍ヶ岳線の大町ダムを過ぎて長いトンネルを抜けると高瀬川にかかる橋梁が有り、二つ目の高瀬川2号橋梁の下流側が矢櫃山への入山地点である。2号橋の上流には仙人岩・葛温泉があり、橋の先に駐車スペースが有ったので駐車した。2号橋を下流に下って入山場所を探すと橋の袂に「関係者以外立ち入り禁止」の看板が有った。「その先に道は無いのに・・・」と不審に思いながら倒木を跨ぐと登山道が現れた。少し進むと岩壁に木製桟橋が有ったが踏板も朽ちていてとても危険な状態であったが踏み抜きしないように慎重に通過して樹林帯に入るとしっかりした登山道が続いていた。(県道が高瀬ダム方面まで延伸される前まではこの登山道を利用して高瀬川右岸にある葛温泉や、七倉ダム・高瀬ダム・高瀬川地下発電所など電源開発の現地調査に使われていた登山道であることが想像できた。)草の被さる道を15分ほど歩くと分渡沢で、登山道として掛かる橋は朽ちていていた。ネットで見た記録では「この付近に張り出した尾根にTV受信ケーブルが有りそのケーブルが矢櫃山山頂付近まで続いている」という情報であったので、付近を探したが見つからなかった。 地形図を確認しヒノキの植林地の急坂の尾根に取りついた。植林地の樹木に時々現れる白く変色したテープが良い目印であるが、急坂が続いていて手に持った鎌を土中に挿して滑落防止しながら高度を上げて行く。四つん這いになって70mほど高度を上げて登って来た急坂を見下ろと「下りが大変だな〜」とため息が出るのであった。2足歩行で登れるところに来ても急坂が続き息が続かない。単独行の気安さで足が上がらなければ腰を下ろして息をつなぎながらゆっくりゆっくりと高度を上げて行く。やがて左側からの尾根が合わさると山頂稜線に登りついた。稜線上を少し右に移動したが山頂は反対側であることにすぐに気付いて少し高度を落として矢櫃山山頂に着いた。 三角点は藪に隠されていたが持参した鎌で刈り払いしてカメラに収めた。山頂で軽食を摂り給水して往路を慎重に下った。登りに心配した尾根取り付きの急坂はトラバースを繰り返しながら滑落防止に努めて分渡沢合流地点に下った。高瀬川の絶壁の木製桟橋を慎重に渡って2号橋の入山地点に戻った。 |
小熊山 | コグマヤマ | 標 高 | 1302m | 信州の里山 | 山 域 | 大町市木崎湖畔 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2023年4月24日 |
登山経路 | 小熊山・木崎湖トレッキングコース 林道登山口11:55〜小熊山11:55/12:10〜登山口12:35 |
行動時間 | 登り 30分 下り 25分 合計 1時間10分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 木崎湖畔から鹿島槍スキー場に続く舗装された林道の途中に斗山口2か所ある |
トレイル | 小熊山・木崎湖トレッキングコースでよく整備されている |
水場・toilet | 登山口付近にはtoilet水場は無い |
その他 | 樹林越しの眼下に木崎湖が望まれる |
山行記 小熊山山頂 快適トレイル・林道分岐の登山口 小熊山は10数年前に木崎湖からり鹿島槍スキー場に通じる林道を走った時に山頂を通ったものと思い、登頂済みとしてカウントしていた山である。それでも登山記録も残っていなかったので再訪した。 鹿島川沿いに爺ヶ岳スキー場から大谷原を経て黒沢沿いの林道を走って鹿島槍スキー場に車を付けた。鹿島槍スキー場は黒沢高原と呼ばれている場所である、スキー場に小熊山への案内照式はないがゲレンデ脇からの木崎湖へ続く林道に入った。スマホのGPSを確認しながら林道を進んだが、カーナビに中々小熊山が現れず一旦林道を戻ったりしたが林道脇に「小熊山トレッキングコース」の看板を見て、再び林道を進んだ。林道の最高点にはパラグライダーの飛び出し基地になっていたが、小熊山はさらに先であった。結局鹿島槍スキー場からは数キロ走って林道脇に小熊山への登山道が分かれていた。それでも以前の記憶から山頂まで車道が延びているはずと思いながら小熊山を巻きながら木崎湖へ林道を下って行くと、反対側にも小熊山登山口があった。ここで初めて自分の今までの記憶が間違いであることに気付いた。木崎湖側からの登山道入口には急坂が続くことが書かれていたので、林道を戻って鹿島槍スキー場側の登山口に車を付けた。 登山道はまだ芽吹き前の雑木林の中落ち葉を踏みながら緩く登って行き、山頂付近はひざ丈の笹が被さるところも有ったが、30分ほどで山頂に着いた。山頂からは樹林越しに眼下に木崎湖が望まれた。木崎湖・小熊山トレッキングコースは林道を利用したコースとして整備されているコースであることが分かった。 昼食を摂りながら15分ほど帯頂して登山口に下った。林道ですれ違った車から、木崎湖畔に下る林道は途中から通行できないことを聞いていたので、鹿島槍スキー場に戻って中綱湖に下る林道を下った。 |