城山(大桑) | ジョウヤマ | 標 高 | 1101m | 中信の里山 | 山 域 | 大桑村 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2021年5月12日 |
登山経路 | 牧場入口11:00〜1044mピーク〜城山11:40/11:55〜牧場入口12:30 |
行動時間 | 登り 40分 下り 35分 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 曇 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 大桑村「のぞきど森林公園」の入口付近から分岐する「牧場」への道は2.5キロほど荒れた砂利道 |
トレイル | 牧場最高点に登り牧柵沿いに歩いて正規登山道に合わさった |
水場・トイレ | 牧場付近にtoilet水場は確認できなかった |
その他 | 牧場は冬季閉鎖中であったので入場できたと思う |
山行記 岩場の上の城山山頂 牧場最高点の御料局三角点・牧柵沿いから山頂に続く登山道
南木曽町の高曽根山を下りて上山沢砂防ダムから中山道古道と交わり山中の細い道路を野尻に下る途中に「のぞきど森林公園」への道が右に分岐していた。その手前100mほどに左に分岐する道が有り、入口には「北名古屋市民の森」の看板が立っていた。一度はここを通り過ぎて野尻のR19まで下ったが途中に「牧場」へ向う道が無いので5キロほど戻って北名古屋市民の森に向かった。
分岐から300mほど走ると荒れた砂利道に変わり、道路脇の駐車スペースには山菜採りと思われる車が停まっていたのでそのまま分岐地点から3キロ近く走ると峠状態に着いた。峠に牧場への道が分岐していて道路脇には岐阜ナンバーの車が2台停まっていた。GPSで確認すると、ここが牧場入口であることが確認できた。岐阜ナンバーの車の脇に車を停めて牧場に向かう。駐車場所からわずか100mほど先に牧場のえさ場と思われる畜舎が有り、その先は牧柵で仕切られていた。牧柵沿いを少し歩くと芝生に寝っ転がる人がいるので声かけると驚いたように飛び起きた。「牧場の奥の城山に登りに来た」と話すと牧柵の有刺鉄線を広げて中に入れてくれた。私はてっきり牧場関係者と思ったが岐阜ナンバーの山菜採りの方であった。「牧場は5月20日頃の開場らしい」と談笑の後牧草地を適当に登って尾根に着き牧柵沿いに歩くと1044mピークで御料局三角点が有った。ここでもGPSで城山を確認した後更に牧柵沿いを歩いて進むと牧柵の外に何処からか来たしっかりした登山道が見えた。 牧柵を潜って登山道に出る。登山道は付近の送電鉄塔巡視路を兼ねているようで、送電鉄塔からは前衛のピークを超えると踏み跡薄くなり一旦城山の麓の沢に下ってスギ林の中赤布を追うようになる。大きな岩場が現れ100mほどの絶壁を見て岩峰を登りきると城山山頂であった。ここに城が有ったとは思えず、「のろし台の山ではないだろうか」と思いながら休憩した。 往路を戻り駐車地点に来ると岐阜ナンバーの山菜採り氏が売るほどワラビが採れたと意気揚々引き上げてくるところであった。荒れた細い道を対向車が来ないことを祈りながら慎重に下った。 |
横山 | ヨコヤマ | 標 高 | 1408m | 信州の里山 | 山 域 | 中ア前衛 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2021年11月27日 |
登山経路 | 伊奈川ダム下林道ゲート7:20〜ロス20分〜送電鉄塔入口7:40〜送電鉄塔8:15〜横山9:35/9:50〜送電鉄塔10:40〜巡視路入口11:05 |
行動時間 | 登り 1時間55分 下り 1時間15分 合計 3時間25分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 越百山登山口への道は伊奈川ダム下林道ゲートまで舗装道路 |
トレイル | 尾根を直登するが薄い踏み跡ある |
水場・トイレ | 無 |
その他 | 急登の尾根直登もバリルート |
山行記 横山山頂 急登の尾根・笹原の尾根 送電鉄塔巡視路入口
伊奈川ダムへの道は越百山や空木岳登山の際に3度ほど走った道であるが記憶にはほとんど残っていなかった。しかし山間によく整備された道路はとても走り易かった。伊奈川ダム下流に架かる橋が林道入口でゲート規制されていた。この先は工事中で今年いっぱいの通行が規制されていた。橋の手前に駐車スペースがあるので車を止めた。林道ゲートを潜り伊奈川ダム方面に10分ほど進んで入山地点を間違えたことに気付いて引き返した。入山場所の送電鉄塔巡視路入口は車を止めた眼の前であった。
巡視路に入ったが急斜面に続いていて落葉に隠されていて見失いがちである。何とか急斜面を登って尾根に取りついたがその先も木の根絡まる急登の尾根になっていて滑落の危険を感じながら慎重に進んだ。小さなピークを越えて再び急登の尾根を登り切ると送電鉄塔が立っていた。 送電鉄塔からの尾根も変わらぬ急登が続いていて下山時は難儀するだろうと気にしながら高度を上げて行く。標高1200mを超えるころになると笹が現れたが膝丈の低い笹でケモノ道とも思われる踏み跡が尾根上に着いていた。昨夜の雨で濡れているのが苦になったが快適に高度を上げることが出来た。山頂付近になると濃い笹薮に変わったが難なく山頂を踏むことが出来た。三角点も山頂標識もない横山で付近には横山より高いピークも見えて少々不思議に思える横山山頂であった。激藪氏の登頂テープをカメラに収めて往路を下った。急登の尾根は滑落には十分気を付けて下ったことは間違いない。 |
高山 | タカヤマ | 標 高 | 1243m | 信州の里山 | 山 域 | 中ア前衛 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2021年11月27日 |
登山経路 | 入山地点12:15〜1120mピーク13:30/13:45〜高山14:35/14:50〜入山地点15:45 |
行動時間 | 登り 2時間20分 下り 55分 合計 3時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 浦川砂防ダムまでは舗装道路 その先の林道は未舗装も普通車でも問題なく走れる |
トレイル | 取り付きの尾根はヒノキの植林地 途中から踏み跡船名の尾根に合流 山頂付近は笹原 |
水場・トイレ | 水場toilet共に無し |
その他 | 1120mピークからは笹原の中 |
山行記 高山山頂 笹原の登山道を行く 伊奈川沿いの最終集落田光から浦川への道に入って、数軒の民家のある大平集落の、後方から林道に入った。未舗装の林道であるがよく整備されていて走り易い道を浦川砂防ダムを過ぎて上流の小沢の合わさる場所に車を付けた。 岐阜ナンバーの車が停まっていたので隣に停めて、赤テープが下がるヒノキ林に入った。急登のヒノキ林を登りきり、雑木林の小藪を掻き分けて高度を上げると右側から合わさった尾根にはしっかりした踏み跡があった。明るい尾根を高度を上げて行くとやがて笹原に変わったが笹原にもしっかりした踏み跡があり道迷いの心配もなく、標高1120mの小ピークに着いた。ここまで北側にある1200mピークから派生する尾根を登っているとばかり思っていたので地形図とは様子が違うことに頭を傾げた。小ピークから右に笹原の尾根を行き、小さなポコを超えて行くと最後は高山への登りになった。ここも笹原の中であったが踏み跡はなかった。適当に笹原の中高度を上げて行くとヒノキの植林地の脇の高山山頂に着いた。ここもちっとも山頂らしからぬ高山山頂であった。激藪氏の登った尾根ではない南側の尾根を往復したことに気付いたのは下山してからであった。 |
飯盛山 | イイモリヤマ | 標 高 | 1074m | 信州の里山 | 山 域 | 阿寺山地 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2021年10月6日 |
登山経路 | 恋路峠13:10〜飯盛山15:00/15:10〜恋路峠16:15 |
行動時間 | 登り 1時間50分 下り 1時間5分 合計 3時間5分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 恋路峠まで一般道 |
トレイル | 尾根上にしっかりした登山道ある (トラバース道を進んで藪漕ぎした) |
水場・トイレ | 恋路峠に水道・toilet付きの休憩舎ある |
その他 | 尾根上を直登すること |
山行記 巨木の飯盛山山頂 恋路峠には南木曽町が立てたtoilet付きの休憩舎があって開放されていた。休憩舎のすぐ上には中央アルプス木曽駒ケ岳方面が望まれる展望台もあった。展望台から先に登山道が延びていた。 登山道はアカマツ林の中緩く快適に登って行く。やがて急登の尾根に差し掛かると左にトラバースする道が有ったのでトラバース道に入ったがこれが間違いであった。トラバース道は主尾根から派生した支尾根と思われる地点まで来たが支尾根を登る登山道はなく灌木藪の中に赤布が下がり藪山を直登していた。大汗かいて主尾根に登り上げると尾根上にはしっかりした登山道が有った。巨木の桧が立つ主尾根を二ツのポコを超えて飯盛山山頂に着いた。下山は主尾根に付けられた登山道を下った。 |
大鈴山 | オオスズヤマ | 標 高 | 1386m | 信州の里山 | 山 域 | 阿寺山地 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2021年10月7日 |
登山経路 | 林道ゲート手前駐車地点6:50〜林道ゲー7:00ト〜間違えた林道終点7:50/8:00〜車〜林道分岐地点8:20〜大鈴山入山小沢入口9:30〜大鈴山11:00/11:20〜小沢入口12:20〜駐車地点13:20 |
行動時間 | 登り 4時間10分(ロスタイム約1時間10分) 下り 2時間 合計 6時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 木曽川右岸の鹿の湯の先林道入口まで一般道 |
トレイル | 林道を歩いて小沢沿いとヒノキの植林地・笹薮を漕いで山頂へ |
水場・トイレ | 水は沢水取れるが toiletは無い |
その他 | 林道を間違えて1時間のロスも林業関係者に車で送ってもらった |
山行記 笹の濃い稜線を行き大鈴山山頂へ ヒノキ林を直登して笹薮の支尾根を行く 林道ゲートから4キロの林道歩いて入山口の小沢
大桑村の木曽川右岸の「鹿の湯」を目指したが、鹿の湯を思わせられる施設はなかった。
鹿の湯を過ぎると舗装道路終点で砂利道に変わったが付近の駐車スペースに車を止めた。砂利道を0,3キロほど歩くとゲートが有った。この先林業作業が行われていて頻繁に大型車が通行するので林道入口付近への駐車が禁止されていた。林道に入って0.5キロ付近の土場では早朝7時にも拘らず木材の積み込み作業をしていた。この土場が林道分岐地点で地形図やGPSを確認せずに沢沿いに延びる右側の林道に入った。少し傾斜のきつい林道を黙々と歩いていると後方から数台の車が来て先頭の車が止まって「何処へ何の用で」と声かけてきたので「大鈴山の三角点調査」と答えると「あなたの車を止めたところは作業員の駐車場所だよ。気を付けて」と先に行った。林道ゲートから1時間ほど歩くと先に行った作業員が作業前のミーティングをしているところで、林道は終点になっていた。ここで初めて地形図を出して首を傾げていると、作業員の一人が一緒に地形図を眺めて大鈴山への道でないことを教えてくれた。頭をかきながら引き返した。 数分下ると「送ってやる」と云ってワゴン車が下って来た。有難く載せてもらうと「三角点調査は何処から請け負った」と聞いてくるので素直に「個人的趣味だ」と答えると返事もなかった。きっと私は「公的機関から依頼を受けた三角点調査員だ」と思ったのだろうと後ろめたい気分になったのである。50分掛かって歩いた林道を10分ほどで分岐まで送ってもらった。「迷惑かけてすみませんでした」と心から御礼を言って車を降りた。 分岐から先の林道も快適である。すぐ先では索道で集材作業をしていて、谷の対岸からは伐採作業のチェーンソーの唸り音が山中に響いていてた。木曽の山が生業の山であることは実感できるのであった。林道途中で腰を下ろして朝食を摂り、分岐からは1時間10分ほどかかってネットで調べてきた大鈴山への入山場所の小沢入口に着いた。地形図でしっかり確認した後小沢の左岸側の杣道に入った。杣道は消えかけていたが赤布や樹木の幹に黄色いテープが巻かれていて先導していた。やがて涸れ沢になり沢を右岸に移動し急斜面のヒノキ林を直登して行く。100mほどの急斜面を凌いで支尾根に登りつくと膝丈の笹薮の中に再び赤布や黄色いテープを見ることが出来た。支尾根も徐々に笹薮が濃くなったが上方に山頂稜線も見えるので強引に登り上げた。山頂稜線上も背丈の笹薮で刈り払いされていない中10数分かかって大鈴山山頂に着いた。大鈴山最高点は三角点も無く切り開かれてもいなかった。持参した鎌で笹を切り開いて腰を下ろして暫し休憩した。 下山は往路を慎重に下り沢入口まで1時間、林道を1時間の合計2時間で大鈴山から駐車地点まで戻った。午後からもう一山と思っていたが道間違いによるロスタイムが精神的にも大きく結局諦めて、阿寺山荘の日帰り入浴施設で汗を流した。 |
砂小屋山 | スナコヤヤマ | 標 高 | 1471m | 信州の里山 | 山 域 | 阿寺山地 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2021年10月5日 |
登山経路 | 阿寺渓谷駐車場6:05〜樽ヶ沢林道〜樽ヶ沢付知又林道入山地点8:05〜砂小屋山10:35/10:50〜入山地点12:55〜駐車場14:10 |
行動時間 | 登り 4時間30分 下り 3時間20分 合計 8時間5分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 木曽川に架かる阿寺橋から先阿寺渓谷駐車場まで観光道路 |
トレイル | 林道を約5キロ歩いて砂小屋山から張り出した尾根の杣道 山頂付近になると藪漕ぎ |
水場・トイレ | 林道途中で沢水取れる toiletは駐車場にある |
その他 | 長い林道歩きと藪漕ぎの尾根歩きは結構きつい |
山行記 笹薮の中切り開かれた砂小屋山三角点 入山地点の尾根・小藪の被さる尾根道を行く 樽ヶ沢林道ゲート・樽ヶ沢付知又林道分岐
阿寺渓谷の入口から3キロ地点にtoiletもある大きな駐車場があった。樽ヶ沢林道は駐車場から50mほど下った地点から分岐していた。長丁場の林道歩きを覚悟して6時過ぎには林道に入った。途中3キロ地点で樽ヶ沢を渡り3.5キロ地点に来ると林業作業のワゴン車が来た。「度超え行」と聞くので「砂小屋山」と云って持参した地形図を見せた。「砂小屋山に登る道はない」というのでネットで調べてきた尾根を登ると答えた。「気を付けて」と声かけて作業車は先に行き、10分ほどすると戻ってきて、「砂小屋に登るには違う道が有る」とおせっかいを始めたが、地形図を持ってきていないので「当初予定の尾根を登る」と答えた。「うるさいな」と思ったけど、単独行の老人を心配してくれたのだろうと思った。樽ヶ沢林道のを約4.5キロ地点で「樽ヶ沢付知又林道」が右側に分岐していた。樽ヶ沢付知又林道を10分ほど歩くと目指す尾根が張り出していて付近には集材用の索道施設や重機があって、先ほどアドバイスしてくれた作業員と思われる方々の作業音が山中に響いていた。
尾根に入ると小藪の被さる中、杣道が続いていた。ゆっくりゆっくりと登り1290m標高点付近に来ると巨木の尾根となった。更に進むと尾根は灌木の藪となった。委細構わず突破してヒノキの植林地に出る。ヒノキの植林地から先は黄色のテープが幹に巻かれて導いていた。笹薮や倒木帯を超えて緩急繰り返しながら高度を上げて行く。途中で下山時の道間違い防止のためにGPSトラックをオンにした。腰丈の笹薮を漕いで山頂間近と思われる頃突然眼の前に3m四方が刈り払われて赤テープで仕切られた三角点が現れた。この深山には場違いの明るい山頂三角点に驚きであった。漸く登りついた山頂で笹や草の下に探す三角点も良いがたまにはこんな明るい三角点も感動ものだという想いであった。三角点脇に腰を下ろして軽食摂りながら休憩した。 下山は往路を忠実に下ったつもりであるが2度ほど道間違いして尾根に戻った。どうも私は左側に道をとりやすいようである。そのため途中でデポしておいたステッキを回収することが出来なかった。安物のステッキであるが愛着のある物で少し残念な思いである。林道に下って途中樽ヶ沢で沢水を飲んで阿寺渓谷の駐車場に戻った。 阿寺峡谷のキャンプ場まで車を走らせて渓谷美を楽しんだ。 阿寺渓谷 |
阿寺山 | 標 高 | m | 信州の里山 | 山 域 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | |
登山経路 | |
行動時間 | 登り 下り 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | |
メンバー | |
情 報 | |
アクセス | |
トレイル | |
水場・トイレ | |
その他 |
山行記 |
井出ノ小路山 | イデノコジヤマ | 標 高 | 1840m | 信州の里山 | 山 域 | 阿寺山地・裏木曽山脈 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2023年9月10日 |
登山経路 | 夕森山林道第一ゲート5:25〜第二ゲート6:00〜自転車デポ地点7:10〜涸れ沢入口8:35〜標高1680m撤退地点11:30/11:45〜沢入口14:10〜自転車デポ地点15:10〜第一ゲート16:10 |
行動時間 | 標高1680m撤退地点まで 登り 6時間15分 下り 4時間25分 合計 10時間45分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴/雷雨 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 付知峡奥の付知自然休養林への道路は舗装道路 分岐する夕森山林道を約1キロ入る |
トレイル | 8キロほどは林道歩き(約8割は舗装道路) その先は岩ゴーロの涸れ沢 |
水場・toilet | 林道途中で沢水取れるが涸れ沢では源頭部で取れた toiletは登山口にもない |
その他 | 稜線まで標高差70m地点でギブアップ |
山行記 夕森山林道ゲート・約3キロほどは舗装路 舗装路終点付近に自転車デポ・デポ地点から約3キロほど歩いて 砂防堰堤を越えて巨石ゴーロの涸れ沢へ 涸れ沢を詰めて源頭部付近 撤退地点
付
知峡最奥から付知自然休養林への道に入り、約5キロほど走ると井出ノ小路山方面に続く林道分岐している。前夜はこの分岐地点にある空き地で車中泊した。闇夜の中獣がいるのではと思うほど静かな夜であった。昨年秋高樽山に登りに来た時に車を止めた場所でもある。翌朝夜明けを待って分岐する林道に入った。昨年は道路工事中で分岐から先に車は入れなかったが、今回は分岐から約1キロほど先のゲートまで車が入れた。ゲート前には数台駐車できるスペースがあった。下山時用の折り畳み自転車を組み立てて藪山用の軽荷のザックを担いでゲートを抜ける。砂利道の緩い勾配の林道はやがて舗装道路に変わり30分ほどで高樽山・真弓峠方面への道を分けてすぐ先には夕森山林道のゲート地点に着いた。夕森山林道も当初は砂利道であったが1キロほど先からは舗装道路に変わった。しかし勾配がきつくなり自転車にまたがることは出来なかった。途中ヒノキとサワラの合体木や伊勢神宮の遷宮用の御用木伐採記念場所などを観ながら進んだ。どうやら御用木搬出時に予算がついて舗装されたのではと思われるほどよく整備された林道である。林道が二股に分かれる地点が舗装道路の終点で砂利道に変わった林道を100mほど進んで自転車をデポした。入山口からは約5キロほどの地点である。砂利道の林道は張り出したヒノキや雑木の枝が刈り払われて道奈央氏が進んでいたがやがてススキなどの被さる煩い道に変わっていた。自転車デポ地点からは約3キロ、1時間少々歩いて井出ノ小路山へ続く沢に着いた。荒れた沢で砂防堰堤から下部は氾濫していて夕森山林道も路肩が決壊していた。 砂防堰堤は砂岩側の藪を漕いで乗越た。砂防堰堤からの上流は足だした巨石・巨岩が堆積していて水流はない涸れ沢であった。既に3時開場も歩いているので疲労も出てこの涸れ沢を登り切れるか心配になるのであったが、ヤマップの若者の山行記録では稜線まで標高差500mの涸れ沢を1時間20分で登ったという記録を見てきたので時分でも2時間半も有ればという覚悟で沢登り開始である。積み重なる巨石に足場を選びながらまた被さるような巨岩は巻き道探しながら高度を上げて行く。若者ならば足場を選びながら「ひょいひょい」と登って行くのであろうが、80歳の老人は一歩一歩足場を確保しながら「よいっしょ。よいっしょ」と登るのでスピード差は歴然である。岩や転石が濡れていないのが幸いであるが、息が続かないのである。1時間で標高差150m登るのが精いっぱいである。何度か給水とりながら登り井出ノ小路山登頂は無理かなと思いながらも、せめて稜線まではと目標を下げて前身である。澤が狭まり源頭部付近に来ると細いながらも岩場に水が染み出していた。沢の源頭部から二か所ほどの崖状を駆け上がると笹の被さる中にそれとなく踏み跡が続いていた。しかしここまでが限界であった。林道を3時間、そして涸れ沢に入って3時間、6時間ほどんの強行軍であって、体力も気力も失せていた。この夏の猛暑で家の中でゴロゴロして過ごした付けが来たのだと想いここで潔く撤退を決断した。機構的のももう少し涼しければ前進できたかなと思いながら失意の下山である。 疲れた体での沢下りも簡単ではない。登りよりさらに慎重に足場を選びながら慎重に下ったが何度か尻もちついたり足を滑らせて小さく滑落しながらの下山であった。登りに3時間掛かった涸れ沢の下りは2時間半も掛かっていて砂防堰堤から林道に下り立つことが出来た。未だ午後2時過ぎでこの先の時間も読めて余裕ではあった。3キロ強の林道を1時間かけて歩き自転車デポ地点に着いた。100mほどの砂利道を下り舗装道路に出てからはブレーキを利かせながら快適疾走である。30分もかからずゲート付近に下ると雷鳴鳴り響いて雨が降り出したので慌てて雨着を着た。ゲートから先の2キロほどは滝のような雷雨を浴びながらの疾走になった。雨着を着ていても容赦なくたたきつける雷雨でびしょ濡れになりながら入山口のゲートに着いた。ゲートを抜けて車の前に来ると雷雨は収まっていた。「クッソー」t一声発して自転車から下りた。誰もいアナいゲート前ではばかることなく素っ裸になって濡れた体をバスタオルで拭いて着衣を着替えた。天の上がった道をゆっくりと付知峡に下り、道の駅花街道付知に走った。 |