伊豆諸島の山
(八丈富士・三原山・三宅島雄山・天上山)
八丈富士(西山) ハチジョウフジ 標 高 854m 日本の山1000 山域 八丈島
三原山 ミハラヤマ 標 高 701m 山 域
登 山 記 録
登山月日 2017年7月20日
登山経路 八丈富士登山口(10:20)〜火口縁(10:50)〜山頂(11:10/11:25)〜火口縁(11:55)〜登山口(12:15)
三原山登山口(巨大鉄塔)(13:55)〜標高600m付近稜線(14:25)〜登山口(14:45)
行動時間 八丈富士 登り 50分 下り 50分 合計2時間 (休憩時間・ロスタイム含む)
三原山   敗退 往復50分
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 八丈富士は山麓から登山口まで舗装道路
三原山は大賀郷から舗装道路の林道が続く 防衛道路から巨大鉄塔に入った
トレイル 八丈富士 火口縁まで1300段の石段 お鉢周りは溶岩の固まった岩稜もあるが草地の中快適トレイル
三原山稜線まで整備された石段
水場・トイレ 両山共に登山口にもない
その他 八丈富士は晴れていれば絶海の孤島を知ることができる 
三原山は山頂に電波塔が立つ
山行記


御蔵島・八丈島


島内はレンタバイクに乗って・階段とコンクリートの登山道


火口縁間近・火口縁に着く


八丈富士山頂・霧の晴れ間に


火口縁・三角点



三宅島錆ヶ浜港を5時に出た橘丸は、(八丈島まで一日一往復した)昨日乗ってきた船である。1時間ほどで御蔵島港に着いた。当初計画では「日本の山岳標高1003山」に数えられる御蔵島・御山も登ろうと思ったが、欠航のリスクがあるので計画から外したが、今日の天気では問題なく寄港・登山ができるので少々残念に思った。八丈島まではさらに3時間ほどの行程である。穏やかな海の先にひょっこりひょうたん島のモデルと言われる八丈島が、右に八丈小島を従えて見えてくると感動ものである。
底土港には9時の到着となったが、降りた乗客はそれほど多くはなかった。竹芝桟橋からは10時間の長旅になる船よりは航空機で訪れる客が多いのだろうかと思った。港の観光ビジターセンターでレンタバイクを予約し、レンタカー店に向かって50CCんpバイクを借りた。久しぶりのバイクで緊張しながらも慎重に島内を走って八丈富士の登山口に向かった。少々道迷いしながらも舗装された林道に入って高度を上げて行くと数台の車が停まっている八丈富士の登山口に着いた。
アタックザックに飲料水と軽食を入れ軽荷で登山口に入る。獣除けのゲートの先には石段が続き、石段の脇には幅1mほどのコンクリートの歩道も付いていた。快調に高度を上げて1300段ほどの石段を登りきると勾配も緩んで火口縁に着いた。残念ながら霧が巻いてきて展望は開けていない。案内標識に導かれながら火口縁を時計回りに回って岩場の八丈富士には登山口から50分ほどで登り着いた。先着していた大学生と談笑しながら暫しの休憩である。時々霧が晴れて火口縁や火口が望まれるが全容や海岸線まで見えないのが残念である。往路を戻るという学生と別れてお鉢を一巡りすることにする。ところどころに岩稜もあるが、膝丈の草原に快適トレイルが続いていて、晴れていれば眼下に八丈小島や青ヶ島が見えるであろうと想像しながら山頂から30分ほどで火口縁の下降点に戻ってきた。石段と歩経路を下って行くとゆっくりと下っている大学生に追いついて登山口まで一緒に下った。

八丈富士を下りてすぐに三原山登山口に向かった。途中食料を買おうと思った時に小銭入れ探しに時間が掛かった。さらに山麓の町内から見える三原山登山口の巨大鉄塔までのアクセス道路探しに時間を要し、防衛道路から巨大鉄塔の登山口に着いたのは八丈富士の登山口からは1時間半近くも掛かってしまい、13時50分を回っていた。これでは登り1時間と云う三原山山頂に立ってバイクの返却時間の15時半に戻って来るには無理である。それでも行けるところまで登ってみようと登山道に入った。こちらも樹林帯に石段が続いていた。息せき切って30分ほど登ると上空が明るくなり標高600mほどの稜線に登り着いた。稜線の先に電波塔の立つ三原山山頂が望まれるが、やはりまだ30分はかかりそうで、残念ながら時間切れである。三原山と眼下の底土港付近をカメラに収めた後は往路を登山口に下った。
下山は防衛道路から大賀郷に下る林道を走っった。大賀郷には関ヶ原の合戦で敗れ、島流しの八丈島で生涯を閉じた宇喜田秀家の住居跡があったがここも時間切れで寄ることができなかったのは残念であった。バイクを返却し、空港に送ってもらい、空港内陰で着替えを済ませた。飛行機が少し遅れると云うので空港内のレストランで生ビールを飲み明日葉ラーメンを食べた。飛行機は30分遅れであったが17時50分に離陸し50分ほどのフライトで羽田空港に着いた。


三原山は標高600mで敗退


三宅島・雄山 オヤマ 標 高 776m 日本の山1000 山 域 三宅島
登 山 記 録
登山月日 2017年7月19日
登山経路 富賀神社(5:20)〜雄山林道〜雄山環状道路合流点(6:40)〜七島展望台(6:55/7:15)〜環状道路〜南戸林道(7:50)〜阿古地区(民宿)(9:15)
行動時間 合計 4時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 富賀神社バス停から雄山林道を歩く
トレイル 全コースコンクリート舗装のトレッキングコース
水場・トイレ 水場はない toiletは林道合流地点にあるが使用に耐えないほど汚れていた
その他 林道合流店から先は有毒ガス発生地点で立ち入り禁止 規制解除になったら登ってみたい山
山行記


橘丸に乗って・雄山林道入口


雄山環状道路合流点から先は立ち入り禁止


伊豆七島展望台


雄山山頂方面


竹芝桟橋22:20の三宅島・御蔵島経由八丈島行きの客船橘丸は早朝5時前に三宅島錆ヶ浜港に到着した。船内は冷房が効きすぎて寒さを覚えるほどであった。錆ヶ浜港には三宅村村営バスが2台待機していたので右回りのバスに乗った。2ッ目のバス停富賀神社から雄山方面に延びる道が見えたので、次のバス停で降りて、富賀神社まで戻った。まだ夜が明けたばかりであるが、日が高くなる前に出来るだけ行動しようと思い、ザックをデポすることなく雄山を目指すことにした。
雄山への入山口を示す林道入口には「雄山山頂7.5キロ」の標識があり、島内観光案内看板には「入山規制地点までは3.9キロ」も記されていた。コンクリート舗装の雄山林道に入り、林道わきに立てられた電柱(40m間隔)を良い目印にし、距離を測りながら進んだ。結構な急坂もあり汗かきながら1時間20分ほどで村営牧場の飼料サイロが立つ平坦地に着くと雄山環状道路が合わさっていた。村営牧場は閉鎖中で、付近はtoilet等もある大きな駐車場になっていたがtoiletは荒れていた。環状道路からさらに雄山山頂方面に延びる林道にはゲートで立入り禁止措置がされていて、路面には「火山性ガス発生の恐れがあるため許可を得たもの以外は入山禁止。破ったものは罰せられる」という趣旨の張り紙が張られていた。という事は「この先入れるのだな」と思ったが勿論入るわけにはゆかない。2000年以前はこの先さらに3キロほど進入できて雄山山頂にはわずかな時間で登られたようである。付近をカメラに収めお山の反対側の小高い丘の伊豆七島展望台に向かう。こちらもコンクリート舗装された道を15分ほどで登り着いた。この辺りが2000年の裂け目噴火の始まった地点であり、七島案内看板が立っていた。七島はカスミが掛かっていてよく見えなかった。雄山方面を眺めながら暫しの休憩を取った。「規制が解除されることがあったらまた来たいな^」と思いながら七島展望台を後にした。雄山環状道路に戻って環状道路から有戸林道を回って阿古集落に下った。錆ヶ浜港に戻る途中に予約した民宿「みなと」があったので民宿にザックを預け海水浴モードに着替えて錆ヶ浜海岸で火照った体を冷やした。



錆が浜で海水浴


天上山 テンジョウサン 標 高 571m 関東百名山

山 域

神津島
登 山 記 録
登山月日 2007年6月9日
登山経路 神津島港9:50(客船)〜タクシー〜黒島登山口10:15〜山上稜線10:50〜表砂漠〜展望地〜不動池11:35/11:45〜最高点11:55/12:05〜白島登山口12:50〜神津島港船客待合所13:20〜多幸湾14:40(ジェット船)
行動時間 合計 3時間05分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 黒島登山口・白島登山口まで舗装道路
トレイル 急登ではあるが、木製階段でジグザグ道 山上は小さなアップダウンあるが歩き易い
水場・トイレ 水場は港で トイレは登山口にある
その他 山上は古い火口原の自然庭園

山行記


海上から見る天上山多幸湾側は荒々しい山容だ


山上の千代池(センダイイケ)と樹林のトレイル


表砂漠と新東京百景の天上山展望地


不動池と二等三角点の最高点


最高点から神津島の村を見下ろす

インターネットで天上山を調べると、「タクシーを利用すれば2時間半で山頂往復できて夜行日帰りも可能」という情報である。しかし、竹芝桟橋で手に入れた神津島の観光案内パンフレットを見ると、最短登山口の黒島からでも山上の一角・千代池までは75分掛かり、山上を散策すれば6時間コースという情報であった。余りにもかけ離れた情報にやきもきしながらの「客船かめりあ丸」であった。
かめりあ丸は10時前に神津島港に到着し、神津島港船客待合所でタクシーを呼ぶ。黒島登山口へ向かいながら所要時間を確認すると「登山口から1時間で山上に着き、少し散策しても3時間もあれば山頂踏んで下りてこられる」ということで、14時40分発の帰りのジェット船には間に合うことが確認できて一安心である。
黒島登山口は既に海抜200m位あり、見上げる山上は急登ではあるが間近に感じる。登山道は火山礫の中、ジグザグが切ってあり、木製階段も整備されたていてとても歩きやすく、丁寧にも合目標識が立てられていた。帰りの時間の心配もなくなったのでゆっくりと登っても十合目標識の立つ山上の一角には40分ほどで着くことが出来た。山上は荒々しい山肌とは一変し、火口原の中に見事な自然庭園が造られていた。ツツジやシャクナゲ・アシビなど生い茂り、緑豊な山上である。水の無い千代池(センダイイケ)から表砂漠に廻ると真っ白な砂(火山灰)と火山礫がゴロゴロとしていた。看板を見ると西暦885年に噴火した火口跡で、今でも大雨が降ると砂が沈み、穴が開くことがあるそうだ。
新東京百景の展望地に向かう。伊豆七島の真ん中にあり、全ての島の展望が得られるそうだが、今日は雲の彼方であった。神秘な自然の造形池・不動池で昼食を取る。更に二等三角点の最高点に向かう。少し荒れた道ではあったが苦もなく山頂に立つことが出来た。えぐられた山肌の下に神津島の集落が見えた。余裕はあったが僅かの時間滞頂し、白島登山口に道を選びゆっくりと下山した。
白島口からは舗装道路の村道を30分かけて船客待合所に戻った。着替えを済ませ寛いでいるとジェット船は島の反対側・多幸湾からの出帆に変更されていることを知る。5キロ先にどうして移動しようかと慌てていると、多幸湾に向かう東海汽船の車に乗せてもらうことが出来た。多幸湾側の山肌は更にむき出しの荒々しいものであった。
ジェットホイルはゆれることも無く、各島々を廻って、快適に航走し4時間もかからずに竹芝桟橋に帰港した。

 

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